すてきなレザークラフト「革ひもでショルダーベルトをつくってポーチに取り付けてみました!」

心斎橋店のオカシューです

前回は古い革のポーチをお手入れして再生しました。

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ヒントマガジン
「古くてカピカピに乾燥してカビまで生えている革のポーチをクリーニングと保湿で再生してみた」

カビ取り~丸洗い~保湿で使えるようになりました。

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今回は使いやすくする為に、こんな感じでショルダーベルトをつくって取り付けることにしました。

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では、つくっていきましょう。

 

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革ひもの床面を仕上げる

今回ベルトに使う材料はこの革ひもです。

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中西 牛オイル革ひも 15mm巾×180cm 1,585円(税込)
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革の断面(側面)はコバと呼ばれ、この様に毛羽立っています。

革の裏面は床(トコ)面と呼ばれ、この面もケバケバしています。

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ショルダーベルトは2枚の革を縫い合わせて両面を表面にして使うことが多いのですが、今回は1枚でやります。

1枚でやると床面が服に触れることになるので、なるべくザラザラしないようにしておきたいです。

まず床面にサンドペーパーをかけます。少し粗目の#180~300番くらいがいいです。

毛羽立ちはそんなに取れないので軽くでいいですが、仕上がりに差が出ますのでやっておきましょう。

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床面を平らにするには「床仕上げ剤」と「床磨きの道具」をつかいます。

今回使ったのはこちら

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TOKO艶クリーム 100mL 638円(税込)
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コバスリッカー φ23×147mm 1,122円(税込)
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TOKO艶クリームを指かヘラで塗っていきます。この写真は少し塗りすぎ。ヘラよりも指で塗った方が何となく適量がわかるのでおすすめです。

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スリッカーで擦ります。塗ってそのまま指で擦ってもかまいません。

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コバも仕上げます。コバは指ではなく道具を使わないとうまくいきません。

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今回はショルダーベルトなので、床面のスムーズさが必要です。

乾燥後、今度は何もつけずに強めに「カラ磨き」するとさらにツヤが出ます。

上がカラ磨き前、下がカラ磨き後です。光沢が強くなりスムーズになります。

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床面をいかにスムーズに仕上げるかは、いろんな方がチャレンジしていますので調べると面白いです。

これで床面とコバ面の処理は終了です。次は金具取り付けの下準備をしていきましょう。

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カットと穴あけ

ではパーツをつくって行きます。

カットはハサミでやると断面が曲がりますので、短い距離ですが定規を当ててカッターで切ります。

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カバンに縫い付けるパーツは、Dカンを入れた状態で両面テープで貼り合わせて穴を開けます。

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使用する工具はハトメ抜き、木槌、ゴム板です。
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中西 ハトメ抜き 3.5mm 748円(税込)
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クラフト社 木槌 並 8571 1,155円(税込)

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中西 ゴム板 ミニ 374円(税込)
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穴のサイズはカシメ金具のサイズによって変わってくるので、合うサイズを選びましょう。

適当に穴を開けたので位置が揃っていませんね。

Dカンはカシメを付ける前に入れておきましょう。後から入れるのは大変です。

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中西 Dカン アンティーク 15mm 2個 66円(税込)

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バックル部分の穴あけをします。

バックルは横棒を通すための長い穴を開けないと取り付けできません。

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中西 バックル美錠 #3206-15 ニッケル 264円(税込)

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推測で穴のサイズを決めます。

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両端にハトメ抜きで穴を開けて穴を繋げます。ここも短い距離ですが定規を当ててカッターで切ります。

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両面テープで仮止めしてみました。ちょうどいい感じです。

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穴あけが終わったのでカシメを取り付けていきます。

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カシメの取り付け

カシメは取り付けると基本的には外せません。バックルのような表裏のある金具は向きが間違っていないか確認しましょう。

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カシメ打ち棒と打ち台、カシメ金具を使います。

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中西 カシメ打棒 大 418円(税込)

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丸台(打台) 550円(税込)
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打台の凹みに金具を乗せて、上から打棒を木槌で叩きます。

打棒を垂直に立てて打つのが大切です。正面と横から見て、垂直か確認して、少しづつ打ち込んでいきます。

ナスカンは後から入れられないので、あらかじめ入れておきましょう。

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中西 アミナスカン 15mm ゴールド 198円(税込)

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カシメ金具の足の長さとカシメを付ける革の厚さが合わないと失敗しやすいです。

理想的にはカシメる時にカシメ金具の足の凹みが革の厚さと同じくらいになるのが理想です。

長すぎると斜めにつぶれてしまいがちです。

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今回使ったのは「足長」ですが、この厚さの革2枚だと長すぎです。

「並足」を使うべきでしたね。

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中西 大カシメ両面並足 AT 20個入 154円(税込)
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やっぱり斜めになってしまいました。

真っ直ぐに入らずに斜めになってしまう失敗が多いです。私もよくやりますが、やり直すには無理やり外すしかありません。

私は失敗したらニッパーでこんな風に挟んで切り取っています。革に傷が付きやすいので、本当はマスキングテープで保護したいところです。

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とはいえ今は足長タイプしかないので注意深くやるしかありません。何度かやり直しながらなんとかカシメをとりつけることができました。

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次はカバン本体にパーツを縫い付ける作業です。

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本体への縫い付け~完成

革を縫うのは、布を縫うのとずいぶん方法が違います。

革にあらかじめ穴をあけて、糸の両端に針を付けて縫います。

過去にヒントマガジンにて詳しい方法をご紹介したことがありますので、初めての方は参考にしていただけるかと思います。

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すてきなレザークラフト「初めての工具」
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革を縫うために必要なのが菱目打ちです。

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縫い合わせるもの同士を両面テープで貼り合わせてまとめて菱目打ちで縫う穴を開けていくのが基本的な方法です。

しかしながら思わぬ事態になり、基本通りにできませんでした。

というのは、これは写真を撮り忘れて後で再現したのですが、つくったパーツをカバン本体に置いて菱目打ちを打ち込んでいったところ、目一杯打ち込んでも菱目打ちの先が下まで出てきませんでした。

こんな事は初めての経験です。縫い付ける場所の革やカバン内部の布が厚すぎたという事です。

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仕方がないのでパーツにあらかじめ菱目打ちで穴を開けて、カバン本体には千枚通しで一つづつ縫いながら穴を開けることにしました。

カバンに取り付ける作業はなかなか大変で、両面テープでは全く固定できなかったので、針を刺して動かないように固定しながら一コマづつ縫っていきました。

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苦労しつつもなんとか縫い付けられましたが、残念ながら予定より位置が上になってしまいました。

本来はやり直すべきですが、しっかり縫い付けられているのでやり直しせずにこのままにしておきます。

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予想外の苦労がありました。やっぱり既製品に後から加工するのは難しいですね。

あとはもう楽ちんです。

ベルトに何ヶ所かバックル用の穴を開けます。でも目分量ではなくてきちんと測って均等に開けると見栄えが良くなります。

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最後にベルトの端を丸くして完成です。

斜めに切り落とした後、荒めのサンドペーパーで丸く削ります。その後コバ磨きもしておくと質感がアップします。

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つくったパーツをつなげて完成です。

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カバンにつけてみます。なぜか分かりませんが「これじゃない感」があります。見慣れてないだけかな。

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ぶら下げてみるとこんな感じです。

ベルトの色はもっと濃い方がよかったかな。幅も15mmよりももっと広くてもよかったかもしれません。しっくりこない理由はよくわかりませんが使っているうちにわかるかもしれません。

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床面はかなりスムーズに仕上げましたが、まだベルトにザラザラ感があります。でも使っているうちになじんでくるでしょう。

革のショルダーベルトは本来薄めの革を裏に貼って縫い付けるのがベストです。でもそうすると約3Mほど革を縫わないといけないのであんまりやりたくありません。

細い革ひもを編む方法もありますね。機会があれば試したいです。

お彼岸に墓参りに持って行って、このカバンを昔使っていた父に見せます。違和感を解消するアドバイスが出てくるかもしれません。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

みなさんのご来店を心よりお待ちしております。

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心斎橋店オカシュー

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