軽いのに、遮熱・遮光・UVカットも!東レ「サマーシールド(R)」×ハンズの日傘を取材してきた

東レ「サマーシールド®」×ハンズの日傘

日差しが強くなるこれからの季節、頼りになるのが日傘です。最近では、軽さや持ち運びやすさに加え、遮熱などの機能性を重視する声も多く聞かれるようになりました。そんなニーズに応える形で、東レの高機能素材「サマーシールド®」を使用したハンズオリジナルの日傘シリーズから、今回新たに4つのモデルが登場。遮熱率55%以上(※)という高い機能性を実現した素材の秘密や、シリーズ開発の背景、今年の新モデルの特徴について、開発担当者のお二人にお話を聞きました。
※ホワイトでの数値。カラーにより遮熱率の数値は異なります。

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軽いのに、優秀な日傘!サマーシールド®の実力

ー本日はよろしくお願いします!今までも東レとハンズのコラボ日傘シリーズはありましたが、今回の新商品開発には、どんな背景があったのでしょうか?

東レ株式会社松本さんとハンズバイヤー五味
左:東レ株式会社 スポーツ・衣料資材事業部 松本昌大さん(以下、松本さん)
右:ハンズバイヤー五味伸悟(以下、五味)

松本さん:実はハンズさんとはもう20年以上のお付き合いがあって。今までもサマーシールド®の日傘シリーズを販売してきましたが、東レが100周年、ハンズが50周年と、お互いの節目のタイミングで、より多くの方に日常的に使ってもらえる日傘をつくりたいという思いがありました。

今回の新商品開発に至る経緯

五味:今までサマーシールド®の日傘を使ったお客様から、「快適に過ごせている」という声を多くいただいていて、今まで日傘を使ってこなかったという人にも、自信を持ってすすめられるオリジナル日傘です。もともとハンズの日傘はシンプルなものが多いのですが、今回もその軸は変えずに、より軽く、使いやすさを追求したラインアップにしています。

―日傘に使われているサマーシールド®の特徴について教えてください。

松本さん:遮光・UVカット・遮熱、この3つの機能を高いレベルで兼ね備えている特殊生地です。特に遮熱性能は遮熱率55%以上(※)と、暑さ対策としても使っていただける仕様になっています。
※ホワイトでの数値。カラーにより遮熱率の数値は異なります。

東レ株式会社が開発したサマーシールド

―遮熱効果をうたっている日傘はあまり見たことがないかもしれないです。

松本さん:遮熱とは、簡単にいうと、太陽の熱を遮る効果のことです。遮熱性能をうたうには、JIS規格の遮熱指数を満たさなくてはなりません。実証実験では、サマーシールド®がある状態と何もない状態で太陽の下で30分間立った時、測定温度が15~25℃くらい差が出ることが確認されています。

実験でのサーモカメラ映像
右のサマーシールドは、左と比較して服が全体的に青色=温度が低い

―15℃以上も!最近は、男性含めて日傘を持っている人をよく見かけますし、紫外線だけじゃなくて、熱中症対策として日傘を使う人が増えてきていますよね。

松本さん:そうですね。遮熱などのサマーシールド®の機能をしっかり詰め込みつつ、軽さを求めた結果、今回のシリーズは30デニールと50デニールの2種類を使っています。

―デニールって、タイツとかに使われるあの単位ですか...?

松本さん:はい。ちょっと専門的になってしまいますが、デニールとは糸を9,000m伸ばした時の重さの単位で、数字が大きいほど厚い生地になります。一般的な傘は大体75デニールの生地を使われることが多いですが、今回新しく発売される4種類の傘は、それよりもかなり薄くて軽い仕様になっています。

生地の厚みデニールについて解説

ーなるほど、軽さの違いはそこなんですね。

五味:機能を求めすぎると傘自体が重たくなってしまいますしね。生地のほかにも傘骨など素材の組み合わせを少しずつ調整して、機能も軽さも兼ね備えた傘を開発できました。

―他に特徴はありますか?

松本さん:あとは豪雨にも耐えられる耐水圧ですね。一般的な雨傘の耐水基準は250mm以上とされていますが、サマーシールド®は約15,000mm~25,000mm以上という桁違いの数値が出ております。これは、嵐でも登山でも大丈夫なスペックです。

― 一般的な日傘は、晴雨兼用といっても雨に弱いイメージでしたが、本当に1本持っておくと安心な傘ですね。

 

日傘選びは何を重視する?機能重視と軽さ重視の4モデル

―それでは、今回新登場した4つの傘について、それぞれ教えてください!

五味:共通機能としては遮熱・遮光・UVカット、さらに豪雨にも耐えうる耐水圧を備えています。4つのモデルは、機能性を重視したタイプと、軽さや使いやすさを重視したタイプに大きく分けられます。

しっかり守りたい人へ(長傘・全天候タイプ)

―機能性を重視したモデルはどのようなものでしょうか。

機能性を重視したタイプの日傘

右:hands+ サマーシールド® 晴雨兼用 大判ジャンプ式長傘 70cm 各7,980円(税込)
左:hands+ サマーシールド® 風に強い折傘 55cm 各7,480円(税込)60cm 各7,980円(税込)
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五味:長傘タイプと、風にも強い全天候タイプです。どちらも50デニールの生地を使っていて、遮熱・遮光ともにしっかり性能を出しています。

長傘の使用例

五味:サマーシールドを使用した長傘タイプは今までのシリーズにはなく、今回初めて登場しました。「大きいサイズがほしい」というお客様の声から生まれました。親骨70cmで、しっかり身体をカバーできるサイズ感です。

ーかなり大きいですね!大人二人でも入れそう。

五味:身体の大きい方や、リュックユーザーの方にもおすすめです。

ーなるほど。車の置き傘としてもよさそうですね。

―続いて、耐風性が高い全天候タイプですね。実は私、今まで何度も突風で傘がひっくり返って、骨が壊れてしまったことがあるのでとても気になります。

五味:全天候タイプは、傘地が回転して風を受け流す構造になっています。そこまでクルクルとは回りませんが、風が吹いたときに傘地がひっくり返りにくくなるんです。55cmと、大判の60cmの2サイズ展開になっています。

全天候タイプ 使用例
60cmを開いた様子

―風を受け流す!その発想はなかったです・・・!風に強い=骨の本数が多いものだと思っていました。

五味:そうですね。本数が多いほど耐風性が増しますが、骨の本数を増やすとどうしてもその分重くなってしまいます。「骨の本数を極力変えずに軽く丈夫にする」というのも大変でした。

毎日持ち歩きたい人へ(軽量・自動開閉タイプ)

―あとの2モデルには、どんな特徴がありますか?

軽量にこだわったタイプ

右:hands+ サマーシールド® 超軽量折傘 50cm 各6,980円(税込)55cm 各7,480円(税込)
左:hands+ サマーシールド® 軽量自動開閉折傘 55cm 各7,980円(税込)
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五味:軽量タイプと自動開閉タイプですね。

ー(実際に持ってみて)わあ、軽いですね!

五味:色・サイズによって重さが多少違うのですが、50cmで1番重いものが169g、55cmで1番重いものが189gです。

―スマートフォンより軽く感じます。

超軽量タイプ 使用例
50cmを開いた様子

五味:50cmと55cmの2サイズ展開で、50cmはシリーズ初です。かなりコンパクトなので、通勤通学で毎日カバンに入れて持ち歩きたい人や、「人混みの中、日傘をさして歩くのはちょっと気まずい」という人にもおすすめです。

松本さん:軽量タイプの2モデルは、30デニールの生地を使っています。

―先ほどの50デニールの生地より軽いので、さらに軽量化につながっているのですね。

自動開閉のボタン

五味:自動開閉タイプは、ワンタッチで開閉できるのが特徴です。荷物が多いときや、小さなお子さんがいる方も片手で操作できるので、使いやすいと思います。

―折りたたみの傘って、引っ張って閉じて、さらにたたんで・・・と何かと動作が多いので、ボタンひとつで開閉できるのはかなり助かりますね。

五味:その点、タイパに優れているともいえますね。

―他にもこだわりポイントがあればぜひ教えてください!

五味:今までのシリーズもそうですが、折りたたみ傘タイプのすべてのモデルには、持ち手付きの傘袋が付属しています。雨の日に濡れた傘をバッグに引っ掛けて持ち運ぶことがができます。ここも推しポイントですね。

傘袋も使うことを想定した工夫とこだわりが

五味:自動開閉タイプの傘袋は、チャック式で開口部が大きく開く仕様。ボタンひとつで閉じたあと、そのままラフに収納できます。

ー袋までこんなに考えられているなんて、ちょっと感動です。

五味:ありがとうございます。実際の使い方をイメージしながら、細かい部分まで設計しています。

 

どう選ぶ?日傘選びのポイント

―各メーカーがさまざまな日傘を出していますが、日傘選びのポイントはありますか?

日傘選びのポイントについて解説

五味:やはり遮光・遮熱、あとは軽さですね。熱中症対策として毎日持ち運ぶものだからこそ、より軽い傘が求められている印象です。今や軽さも機能のうちですね。

松本さん:安さを求めた傘はたくさんありますが、遮熱や遮光、UVカットなど、しっかりとした根拠のある生地を選ぶことをおすすめします。

ー 一般的に、日傘は2〜3年でUVカットの効果が薄くなると聞いたことがあります。

松本さん:一般的な傘はコーティングの生地が多いのですが、折れ目があるので数年経つとどうしてもそこから光が漏れてしまうことがあるんです。一方でサマーシールド®は、コーティングではなく、ラミネートフィルムを貼った構造のため、経年劣化しにくく、フィルムが破れたり穴が開かない限りは機能が担保されます。

―へ〜! 長く使えるのなら、コスパがいいかもしれませんね。
ちなみに、遮熱性能について、ハンズの一部の店舗では体験展示しているとか。

店頭で試せる遮熱体感器

五味:はい。驚きの涼しさをその場で体感できる「遮熱体感機」をハンズ25店舗(※)に設置しています。箱の中に手を入れて、通常の生地とサマーシールド®の違いを比べられるようになっていて、ほんの数秒でその違いを感じていただけると思います。

※設置店舗:札幌店・仙台店・新宿店・渋谷店・東京店・銀座店・北千住店・ららぽーと豊洲店・町田店・横浜店・ららぽーと横浜店・アトレ川崎店・千葉店・柏店・大宮店・静岡店・名古屋松坂屋店・イオンモール東浦店・心斎橋店・あべのキューズモール店・京都店・岡山店・ミナモア広島店・博多店・長崎店

ー手を入れるだけで体感できるのは、手軽でいいですね。本日はありがとうございました!

 

おわりに

機能性や使いやすさなど、さまざまな視点で選べる今回のシリーズ。用途やライフスタイルに合わせて、自分に合った1本を見つけてみてはいかがでしょうか。

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