文具コンスタに聞いた!「書く・描く」が楽しくなる組み合わせ5選

文具コンスタに聞いた!「書く・描く」が楽しくなる組み合わせ5選

文房具を選ぶとき、ついペンやノートを単体で選びがち。でも、実は組み合わせによって使い心地が変わることも!?今回は、ハンズの「文具コンスタ※」・竹内に、書く・描く時間がちょっと楽しくなるおすすめの組み合わせを教えてもらいました。

※「コンスタ」とは:ある専門分野に特化した知識を持つハンズの店舗スタッフのこと。ハンズの店頭でお客様のお買い物をサポートしています。
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「文具コンスタ」とは?

―本日はよろしくお願いします!まず、「文具コンスタ」とはどういった役割なのか、改めて教えてもらえますか?

ハンズららぽーと横浜店 文具コンスタ 竹内
ハンズららぽーと横浜店 文具コンスタ 竹内

竹内:「コンスタ」とは「コンサルティングスタッフ」の略称で、お客様一人ひとりに合った商品提案を行うスタッフのことです。文具コンスタは、その中でも文具に特化した専門スタッフで、毎月1回勉強会を開きながら、各メーカーの新商品や商品ごとの強みをチェックしています。

―竹内さんご自身も絵を描くことがご趣味だとか。

竹内:そうなんです。とにかく書く・描くことが大好きで、今日も実際に愛用しているアイテムや、描いたイラストを準備してきました!

―ワクワクします!今回のテーマは、竹内さんの目線で選んだおすすめ文具の組み合わせ。今回の選出ポイントについてお聞かせください!

ハンズららぽーと横浜店 文具コンスタ 竹内

竹内:今回は「楽する」をテーマに選びました。ただ「楽をする」というより、筆記時の負担や持ち運びのストレスを減らし、より書く・描くことを楽しめる組み合わせを意識しています。

―なるほど、「楽」には「楽しむ」という意味も込められているのですね!では、さっそく最初の組み合わせについてお願いいたします。

 

書く時間"が楽しくなる!万年筆×ニーモシネ

万年筆×ニーモシネ

(左)
マルマン ニーモシネ ジャーナルノート A5 ブラック 3,300円(税込)
※なくなり次第、販売終了
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(右)
パイロット 万年筆 ライティブ F(細字) 各 2,750円(税込)
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竹内:まずはこちらの2アイテム。〈ニーモシネ〉は、文具コンスタの勉強会で商品を知り、実際に万年筆で書いたときの書き心地に見事ハマってしまいました!

―(実際に万年筆をお借りして書いてみた)わあ!万年筆って今まで使ったことがなかったですが、とてもなめらかに書けますね。

竹内:〈マルマン〉では、「MPS (マルマンペーパーシリーズ)」というオリジナル用紙を展開していて、製品ごとに異なる紙が使われています。製品の裏側に種類と数値が表記されていて、たとえばルーズリーフは「MPS-N 60g/㎡」、〈ニーモシネ〉は「MPS-N 90g/㎡」。「MPS-N 90g/㎡」はシリーズの筆記用紙の中で最も厚くハイクオリティな紙で、万年筆でも引っかかりにくく、スルスル書けるんですよ。

万年筆×ニーモシネ

―本当だ!裏側に書いてありますね。初めて知りました! 

竹内:書き心地を比べてみても面白いですよ。特に、万年筆のインクは水性染料のものが多く、紙に染み込んでいく特性があるので、繊維が粗い紙だとにじみやすく、薄い紙だと裏抜けしてしまうこともあります。これが、実際に3種類の紙に万年筆で書き比べたものです。

万年筆×ニーモシネ

―なるほど、一般的なコピー用紙だとインクがにじんじゃうんですね。あと万年筆って重たくて高価なイメージがあったのですが、〈ライティブ〉は軽くて、力を入れずに文字を書けました。

竹内:〈ライティブ〉は「LIGHT(軽い)」「ACTIVE(活動的)」の造語で、いつも持ち歩いてほしいという想いも込められていると聞きました。万年筆初心者なら同じパイロットから自然と正しい持ち方になる三角形グリップのカクノという万年筆があるので、まずはそれを使い始めて、慣れたらライティブにするのもおすすめです。

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パイロット 万年筆 ライティブ シリーズ一覧はこちら>>

 

 

手の負担を減らす!下敷き×クリップボード

下敷き×クリップボード

(左)
コクヨ A3とA4を選んで使えるクリップボード ヨハ-WR50D ブラック 1,430円(税込)
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(右)
共栄プラスチック ライティングマット下敷き A4+ 1,100円(税込)、 B5+ 946円(税込)
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竹内:続いてはこちら。〈ライティングマット下敷き〉と、〈A3とA4を選んで使えるクリップボード〉です。

―すごい!分厚い下敷きですね。

共栄プラスチック ライティングマット下敷き A4

竹内:約2mmで、印鑑マットと同じくらいの厚さですね。それまではクリップボードにプラスチック板を貼って絵を描いていたのですが、〈ライティングマット下敷き〉の「まだ下敷き使ってないの?」のキャッチコピーを見たときに「確かに!」と思って、購入したのがきっかけです。

―(実際に書いてみて)おお!なんだかクッション性があって、下から支えられている感じです!

竹内:そうですよね。硬い面に文字を書こうとすると、ペン先が滑ったり、手元に力が入りすぎてしまうことがあります。でも、〈ライティングマット下敷き〉はほどよいクッション性があるので、力を入れすぎずに書きやすくなるんです。

共栄プラスチック ライティングマット下敷き

―手の負担...考えたこともなかったですが、確かに楽に書けている感覚があります。

竹内:ちなみに、「A4+」というサイズもポイントで、A4の紙を置いたときに少し周りに余裕があって、紙全体が書きやすくなります。この下敷きのシリーズはサイズ展開も豊富で、今度手帳サイズも展開される予定とのことで、今から楽しみです。

下敷き×クリップボード

竹内:さらに、この下敷きをクリップボードに挟めば、立ったままでも楽な姿勢で書くことができます。〈A3とA4を選んで使えるクリップボード〉は2WAYで折りたためるので持ち運びにも便利ですし、ゴムバンド付きなので書類や資料を挟むこともできるのも魅力です。

―取材やメモのシーンでも活躍してくれそうです!

 

 

力を入れず書きやすい!配送伝票×ブレン

ゼブラ(ZEBRA) ブレン

(左から)ゼブラ
ブレン4+S 0.7mm  各 1,100円(税込)、 ブレン2+S 0.5mm 各 550円(税込)、ブレンU 0.5mm 各 242円(税込)
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ゼブラ ブレンシリーズ一覧はこちら>>

竹内:3つ目はこちら。〈ブレン〉は、書いているときのブレを抑えるためにつくられたペンなんです。

―「ブレない=ブレン」ってことですね!ペン先がブレているなんて考えたこともなかったです。

竹内:ペン先をしっかりホールドする構造になっていたり、重心を低く設計していたり、内部パーツのガタつきを減らしたりと、細かい工夫がされているペンなんですよ。機能面に加えて、カラーバリエーションも豊富で、つい何本も集めたくなっちゃいます(笑)。

ゼブラ(ZEBRA) ブレン
※スケルトンカラーは限定色のため、現在販売しておりません。

―確かに、書いていて手元が安定する感じがあります。

竹内:今回おすすめしたいのが、〈ブレン〉と配送伝票の組み合わせです。荷物を宅配便で送ったことがある方ならわかると思いますが、複写式の伝票って、一番下の紙まで写るように力を入れて書きますよね。

―わかります!送り主の欄を書き終える頃には手が疲れてしまって。

竹内:〈ブレン〉はブレを抑えた安定感のある書き心地に加えて、なめらかなエマルジョンインクを採用しているので、力を入れすぎなくても下の紙までしっかり筆圧が伝わります。

配送伝票×ブレン

―お〜!はっきり写っていますね!

竹内:私もダンボールの上で伝票を書くことがあるのですが、不安定な場所でもしっかり書けるので助かっています。お仕事などで発送作業をする方には、特に使ってみてほしいです。

 

白抜きデコを楽しむ!ケセラ×マイルドライナー

ケセラ×マイルドライナー

(左から)
セーラー万年筆  ケセラボールペン 0.8mm ブラック 330円(税込)
ゼブラ  マイルドライナーのもと セット 各 1,430円(税込)
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竹内:ご自身でログノートを書いたり、手帳やノートをデコるのがお好きな方におすすめなのがこちらの組み合わせです。〈ケセラ〉は文字を書き直すのはもちろん、白抜きの文字やイラストを楽しめるアイテムなんですよ。

―消せるボールペンというと〈フリクション〉のイメージが強かったのですが、どう違うのでしょうか。

竹内:〈フリクション〉は熱でインクの色を透明にする仕組みですが、〈ケセラ〉は専用ラバーで書いたものを紙から剥がすように消せるのが特徴です。だからこそ、手軽に白抜きのデコレーションも楽しめるんです。

ケセラ×マイルドライナー

竹内:ちなみに、白抜きをしたいときは白いボールペンを使うのも手ですが、万が一失敗したときに丸ごと書き直さなくてはなりません。一方で、〈ケセラ〉は間違えても書き直すことができるので、複雑な模様を描きたいときでも安心です。

―そういう点でもデコレーションに向いているんですね。では、白抜きの手順について教えてください!

竹内:まず、〈ケセラ〉で白抜きしたい文字やイラストを描きます。その上から、〈マイルドライナー〉で色を塗り、〈マイルドライナー〉のインクが乾ききったら、〈ケセラ〉の専用ラバーで文字やイラストを消していきます。

ケセラ×マイルドライナー

―デコレーションの幅が広がりますね。

竹内:さらに、〈マイルドライナー〉には〈マイルドライナーのもと〉という商品もあって、さらに色使いが楽しめます。こちらが、私が持っている「もと」コレクションなんですが...。

マイルドライナーのもと

ゼブラ  マイルドライナーのもと 各 935円(税込)
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―かわいい!ネイルカラーみたいで並べたくなっちゃいますね。

竹内:そうでしょう(笑)。〈マイルドライナー〉のペン先を「もと」につけて紙に描くだけで、簡単にグラデーションカラーが完成します。

マイルドライナーのもと

―色が混ざったりしないんですか?

竹内:ご安心を!ティッシュで軽く拭き取るだけで「もと」の色が取れるので、ペン本体の色には影響しないんです。

マイルドライナーのもと

竹内:色の組み合わせも楽しめるので、初めての方は、相性のよいカラーが一緒になった〈マイルドライナーのもと セット〉から試してみるのもおすすめです。

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外スケッチにも便利!水筆×アンブレラケース

水筆×アンブレラケース

ダブリュピーシー  ビジネスアンブレラケース ネイビー 2,200円(税込)
呉竹 フィス水筆ぺん 中 495円(税込) ※一部店頭のみの取り扱い。なくなり次第、販売終了
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竹内:最後はこちらです。私は絵を描くことが趣味なので、外でスケッチをすることもあるのですが、そのときによく水筆を使います。

―水筆って使ったことがないです。どのように使うのでしょう?

竹内:軸に水を入れ、押すことで筆先に水分を送れるので、別でバケツなどを用意する必要がありません。水彩色鉛筆と一緒に使えばパレットもいらないので、後片付けも楽なんです。今日は実際に水彩色鉛筆で描いたアジサイの絵と、愛用している水筆も持ってきました!

呉竹 水筆ペン

―色鉛筆で描いた上から水を含ませて、色をぼかしていくんですね。

竹内:そうなんです。薄い色から濃い色を塗っていくようにすると、きれいに仕上がりますよ。

―水筆とアンブレラケースという組み合わせがまた面白いです。

ダブリュピーシー(Wpc.) ビジネスアンブレラケース ネイビー

竹内:「濡れた傘をしまえるなら、濡れた水筆もしまえるのでは?」と思ったことがきっかけです。〈ビジネスアンブレラケース〉は折りたためたり、カバンにつけられるので、他の荷物を濡らさずに持ち運べるのもポイントです。

水筆×アンブレラケース
※画像のアンブレラケースは私物です。

竹内:また、描いているときに筆先を拭う必要があるのですが、そのときにもアンブレラケースを使っています。マイクロファイバーなので吸収性もバツグンで、それまではティッシュを何枚も使っていましたが、ゴミが出ないし、筆先にティッシュの繊維がつくこともなく快適です。

ダブリュピーシー(Wpc.) ビジネスアンブレラケース ネイビー

―意外な組み合わせですが、すごく理にかなっていますね!

竹内:我ながらいいひらめきだったと思います(笑)。

―今回も、たくさんのおすすめ商品をご紹介いただきありがとうございます。最後に、文具好きの方へメッセージをお願いします。

竹内:文具って、「こう書きたい」「こんな使い方できるかな?」と考えながら選ぶのも楽しいんです。世の中には、黒でも色味が違うボールペンや、カスタマイズできるペンなど、面白い文具がたくさんあります。ぜひ、自分に合う"書きやすい組み合わせ"を探してみてください!

 

おわりに

単体で選びがちな文具も、組み合わせ次第で書き心地や使い勝手が変わるのが面白いところです。気になるアイテムがあった方は、ぜひ店頭でチェックしてみてくださいね。

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